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ウィンドウディスプレイイベントレポート

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【イベントの概要】
2025年冬のG.Itoya 銀座通り側正面入口、ウィンドウディスプレイのテーマは「ビビッ!とおしごとチュー」
ギフト工場を舞台に、キュートなロボットやねずみたちがプレゼントの準備をしている賑やかで楽しい世界観が印象的です。
一見するだけでも可愛らしく楽しめるディスプレイですが、実は思わず足を止めたくなるような仕掛けや見る方の心に残る工夫、伊東屋ならではの視点とこだわりが随所に込められています。
そんなウィンドウディスプレイをより楽しんでいただけるよう、世界観や制作背景を深掘りするトーク&ツアー形式のイベントを、今回初めて開催しました。
本イベントはメルシー会員様限定で、2025年12月12日(金)に銀座 伊東屋 本店にて行われました。

【イベントの様子】

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イベントはウィンドウディスプレイのあるG.Itoyaの裏手、K.Itoyaで開催されました。
G.Itoya 1階 Drinkで提供しているレモネードを飲んでいただきながら、リラックスした雰囲気でお話が始まりました。

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「ビビッ!とおしごとチュー」というテーマに込めた想いやコンセプトについて、実際にウィンドウディスプレイを手がけた社内デザイナー本人から詳しくご紹介しました。
テーマ決定に至るまでの背景や、アイデアが形になるまでの試行錯誤、表現において大切にしたポイントなど、普段はなかなか表に出ることのない制作の裏側をお話ししています。
特にディスプレイの素材をドイツまで買い付けに行った海外出張のエピソードでは、展示会の規模やタイトなスケジュールの話で盛り上がりました!

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ディスプレイの設置は閉店後にスタートし、気づけば朝まで作業が続くこともあるそう。
設置中の写真を何枚か見ていると、外がだんだん明るくなっていく様子もあり、現場の大変さが伝わってきました。
準備の段階で工夫していることや、現場ならではのエピソードも紹介され、完成したウィンドウからはなかなか想像できない裏側の話に、参加者の皆様も興味深そうに耳を傾けていました。

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会場内では、実際にディスプレイされているアイテムの一部も展示しました。
かわいいねずみたちやロボットといった小物を間近でご覧いただくことで、ウィンドウディスプレイ全体に込められたこだわりを、より具体的に感じていただける時間となりました。

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実は、工場の作業員として登場するねずみたちが身に着けているエプロンは、伊東屋スタッフが実際に使っているものをモチーフにしています!
ねずみたちはもともと、それぞれ違う可愛らしいコスチュームを着ていたのですが、今回のウィンドウディスプレイに合わせてお着替えしてもらっています。

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イベントの後半には、実際に正面ウィンドウの前へ移動し、ディスプレイを前にしながらの解説を実施。
注目ポイントを指し示しながら説明を行い、参加者の皆さまからの質問にもお答えしました。
終了時間が近づいても質問は尽きることなく、解説を聞いたうえで改めてウィンドウを見つめる皆さまの表情からは、新たな発見や楽しみを感じていただけた様子が伺えました。

【全体の振り返り】
今回のトーク&ツアーイベントでは、完成したウィンドウディスプレイを「見る」だけではなく、背景にある考え方や制作の過程を知ることで、今までの見え方と少し変わる体験をお楽しみいただきました。
デザイナーの解説を聴きながら改めて眺めることで、より細かな表現や工夫に目が向き、解説を聴く前よりも深くウィンドウディスプレイを楽しんでいただける時間になったのではないかと思います!

実際にご参加いただいたお客様からは、
「普段は知ることのできない話を聞けたことで、ウィンドウディスプレイを見るのがより楽しみになりました!」
「解説を聞いてから見ると、ひとつひとつの表現に意味を感じられました!」
といったお声もいただけました。

今回のイベントをきっかけに今後のウィンドウディスプレイでも、少し立ち止まってその世界観に触れてみていただければ嬉しいです!
より一層、伊東屋らしい体験をお届けできるようにいたします。

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ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。