喪中はがきを出す機会はあまり多くないと思います。
過去に送ったことがある人でも、よく覚えていないという人もいるのではないでしょうか?喪中はがきの書き方、マナーについてお伝えします。
喪中はがきは、その年に近親者が亡くなった場合に出します。
喪中のため、新年の挨拶を欠く(年賀状を送らない、派手事はせず喪に服す意味)ことをお知らせする挨拶状です。
(「年賀欠礼状」と呼ぶこともあります。)
喪中はがきを受け取った人は、年賀状を出さないのが一般的です。
そのため、相手の方が年賀状を書く前に届くように送ることがマナーとされています。
年賀状を書く前に届けたい場合、いつごろから出せばよいのでしょうか。
年賀はがきは例年、10月末付近に販売されます。
早い人はこの時期から準備を始める方も。
近年では、年賀状印刷の通販サイトを利用する方も多くなってきました。
通販サイトでは早く注文すると割引を受けられる「早割サービス」を用意している場合もあり、そうしたサービスを利用することで、年賀状をお得に作成できます。
10月中旬に送ると年賀状の準備する前に届けられますが、早すぎるかもしれません。年賀状の準備は11月末くらいから始める方が多いでしょう。
そうすると、喪中はがきが届いてから年賀状の準備まで時間が空くことになります。準備する時になって、誰から喪中はがきが届いたのか忘れてしまうことも考えられます。
多くの人が準備を始める時期に届けられれば、忘れられることも少なくなります。喪中はがきも通常のはがきと同じ日数で届けられるため、11月中に用意して、11月下旬から12月上旬に出せると良いでしょう。
年賀状の受付は例年、12月15日くらいから開始されます。
遅くとも「年賀状受付の前日」までに届けられれば、喪中はがきの目的が果たせます。投函の前であれば、準備していた年賀状の中から省くことができます。
ですが、あまりギリギリすぎると、年賀状の準備と作った年賀状を省くことの二重の手間をかけさせてしまいます。急に亡くなった場合以外は早めに届けた方が良いと言えます。
12月はお互いに忙しいため、遅くとも12月の初旬までに届くことを目指して準備できると良いでしょう。
相手の事を思いやり、早めの準備をしたいものです。